痛みが引いたら、もう大丈夫?
2017年10月16日
こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です(^_^)
雨に気温も急降下。(>_<)
学校でも早退者がとても多いそうです。
運動会シーズンで、本来なら真夏の暑さから解放されて、
気持ちいい中で運動できるのに、これじゃスポーツの秋が楽しめないですよね。
10月以降はマラソンなどのスポーツイベントに参加される方、
目標としている方が多いと思いますが、今回はスポーツ復帰についてのお話です。
あなたはケガから復帰する基準を痛みだけで判断していませんか?
また、復帰できたらもう大丈夫と思っていませんか?
自分の目標としているものを達成するために必要なことを考えてみましょう。
スポーツ復帰について!
やまだ接骨院に来院された患者さんを例に見てみましょう。
・30代 女性 横浜市在住 ふくらはぎ肉離れ
ランニング中にふくらはぎに痛みを感じて、整形外科に受診し、肉離れと診断。
特に固定等は無く、安静にするよう指示され、様子を見ていたが、
1ヵ月経っても改善しないため、やまだ接骨院に来院。
まず、どんな状態だったかというと、肉離れは肉離れでも、
アキレス腱に近い(変わる)部分の肉離れでした。
今回は肉離れの話がメインではないので、さらっといきますが、
肉離れは筋肉より腱を傷めている方が、回復に時間がかかります。
そんな説明も受けないまま、ほぼ放置の状態だったので、
全然回復していませんでした。
なぜこの患者さんはランニングしていたかというと、
フルマラソンに出場するという目標がありました。
しかも、海外のマラソン大会だったので、かなり前から計画を立てて、
準備をしていたところに肉離れしてしまい、焦りと不安で
相当落ち込んでいました。
フルマラソンに出るということは、42.195キロ走れないといけません。
限られた期間で、肉離れを治しつつ、フルマラソンを走れるだけの筋力・体力を戻す必要があるので、治療・リハビリ計画もしっかり立てました。
その後、肉離れは順調に回復してきて、リハビリも行い、
ランニングも再開できたので、順調だなと思っていたら、
ここで問題が。
ランニングを再開した時点で、安心してしまったんでしょうね。
明らかにリハビリする意識が急降下しました。
フルマラソンを走り切ることが目標だったのに、走り始められたことでもう大丈夫と考えてしまったのか、来院も極端に減り、リハビリも行っていない様子でした。
肉離れを治すだけなら、それで良かったかもしれません。
でも、フルマラソンを走りきる、が目標です。
肉離れを治すのは大前提で、筋力も体力も必要です。
フルマラソンの日までに、そこまでしっかり状態を整え、身体を作りましょう、とお話しました。
がんばります!フルマラソンを走るためにずっと前から準備してきたので!
と、訴えた気持ちはどこに行ってしまったんでしょうか?
自分で決めた目標があるなら、最後まで向き合わなければいけません。
痛みがない、とりあえず運動できるようになったから大丈夫、
と考えてしまうのでは目標は達成できません。
私には身体のサポートと意識をしっかり持ってもらうことしか出来ません。
のど元過ぎれば、で当初の目標を忘れてしまっては、
結局達成できずに終わってしまいます。
自分で決めた目標を見失わないことが重要です。
やまだ接骨院では、そのために出来ることは何でもやりますので、
目標がある方は一度、ご相談ください。
横浜市港南区上大岡で接骨院、整骨院、整体院をお探しの方はやまだ接骨院まで。
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