捻挫を放置すると、、、

2017年11月30日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

公式ブログをご覧頂きありがとうございます!

今日になって「投手の為のトレーニングセミナー」
の筋肉痛がやっと回復しました~( ̄▽ ̄)

最近トレーニングしても、ここまで筋肉痛を起こして
いなかったので、患者さんの気持ちが良く分かりました。笑

今回の投稿は捻挫を放置してしまった症例についてです。

色々な症例を診させて頂いてますが、放置してはいけ
ないものに捻挫があります。

痛み・腫れを基準に考えてしまうと放置しがちですが、
そのあとが大変です。

回復のみならず、数年経ってからも問題が起きます

放置したことで苦労されている患者さんを何人も見て
いるので、リスクについてお話します。

 

捻挫を放置してしまった症例

やまだ接骨院に来院された症例をご紹介します。

40代 女性 横浜市在住 足首の捻挫

  • 雨の日に走っていて、足首を捻挫してしまった。
  • サポーター装着で様子を見ていた。
  • 2週間経ち、内出血と腫れは引いたが痛みが引かなかった。

まとめると以上の様な状況でした。(患者さん申告)

実際に診させて頂くと、

  • 足首の外側の靱帯損傷と外くるぶしの損傷。
  • 痛みが強く、腫れも残ったまま。
  • 靱帯はほとんど修復していない。
  • 関節が緩くなっている。

という状態でした。

詳しくお話を伺うと、以前から捻挫を繰り返していた
ので今回も2週間様子を見ていたが、痛みが引かず、
いつもと違うと感じたので来院した、とのことでした。

では、捻挫を放置してしまうと何が良くないのか?

まず、回復が遅れます。

正確に言うと、「修復」が遅れます。

患部を固定しないと、傷口は開くばかりで修復されません。

切り傷なら絆創膏して塞ぎますよね。

ちなみに捻挫は捻って靱帯を傷めることですが、靱帯
は元通りに「再生」はしません。

たまに重度の捻挫より骨折の方が治りがいいの?、と
聞かれますが、そもそも靱帯は傷ついた組織を穴埋めするだけです。

壁が凹んだら、パテで穴埋めして補修することと同じです。

基本、骨は折れても再生するので元に戻ります。
(折れる場所と折れ方によります)

 

次に関節が緩くなります。

靱帯はロープのようなものなので、部分的に切れると
伸びます。

すると、安定性が無くなるので、行ってはいけない
方向に関節がズレやすくなり、クセになります

筋力や骨格で支えるのですが、放置するということ
はリハビリも行っていないので支えられず、再受傷
を繰り返すんですね。

これは一生残ります。

 

最後ですが、関節が緩い(不安定)な状態で再び
足首を捻ると、靱帯ではなく骨に負荷がかかります。

ご紹介した症例も、靱帯だけではなく、外くるぶしの
骨にダメージがありました。

もう少し体重が載っていたら、恐らく骨折していたと思います。

 

いかがでしたか?

まだ、捻挫しても様子見みようと思いまか?

「様子を見る」とは「放置する」と同じです。

早めに処置して、早期回復させましょう。

 

横浜市港南区上大岡で接骨院、整骨院、整体院を
お探しの方は、やまだ接骨院までご相談ください。

ご予約・お問い合わせはこちらから ↓↓↓↓↓↓

院へアクセス・料金表