手首の腱鞘炎 

2018年03月17日

こんにちは!
横浜市港南区上大岡、やまだ接骨院です。(^_^)

2~3日前は暖かかったのに、今日はまた寒いですね~。

皆様、体調にはくれぐれもお気を付けください。

さて、今回は「手首の腱鞘炎」についてのお話です。

手首は色々使いますよね~。

持つ、掴む、投げる、パソコンを打つ時も使いますね。

生活動作からお仕事まで、負担は常にかかります。

そりゃ「腱鞘炎」にもなるわ!って話ですが、単純に使い過ぎだけではないこともあります。

使い過ぎ以外で「腱鞘炎」になってしまった例をお話しますね。

 

手首の腱鞘炎

手首の腱鞘炎の中で、代表的なものに「ドケルバン病」というものがあります。

「ドケルバン病」とは、親指を開く筋肉(長母指外転筋)と伸ばす筋肉(短母指伸筋)の腱を一つにまとめている腱鞘が擦れたりすることで起こる「腱鞘炎」です。

上図の赤い筋肉が「長母指外転筋」と「短母指伸筋」です。

下図の青いラインのところが2つをまとめている「腱鞘」です。

ドケルバン病の症例をご紹介します。

 

30代 男性 港南区上大岡 ドケルバン病

2~3日前から急に左手首が痛くなったとのことで来院されました。

普段から手を使うお仕事ですが、あまり使わない方の手が急に痛くなり、痛みが引かなかったそうです。

主な症状は以下の通りです。

  • 親指を曲げ伸ばしすると痛い
  • 手首を小指側に曲げると痛い
  • 物を持つと痛い

では、状態をご説明します。

先にお話しましたが、「ドケルバン病」という腱鞘炎の一つでした。

ただし、本人には腱鞘炎の方の手を、頻繁に使った覚えが無く、むしろ逆の手の方が使っていたとのことでした。

状態を確認すると、長母指外転筋を指で押さえてあげると痛みが無くなる、症状にある「手首を小指側に曲げると痛い」というのも腱鞘炎の典型的な症状なので、腱鞘炎であることに間違いありません。

なぜ、使った覚えがないのに腱鞘炎になってしまったのか?

原因は背中と骨盤にありました。

身体全体を確認すると、骨盤と背中で身体をかなり捻じっていて偏った姿勢でした。

本人も「そーいえば普段から腰や首が痛くなる」と症状は自覚がありました。

手のひらを返している時は、指を曲げる筋肉の方がよく使いますが、反対に手の甲が上を向いている時は指を伸ばす筋肉をよく使ってしまいます。

身体のバランスが偏ることで、左腕が自然に内側に捻じりやすくなってしまい、左の親指を伸ばす筋肉に負荷がかかっていました。

「使い過ぎ」ではなく、「使い方」による腱鞘炎でした。

 

「腱鞘炎」自体を回復させてあげることは、とても大事ですが、痛くなる原因まで改善すると再発のリスクも無くなります。

何が痛んでいるか?
原因は何なのか?

順を追って改善し、再発しない身体にしましょうね!

 

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